不動産を奥さんや子どもとの50%ずつ共有名義にするには?
- Wilson Estate

- 2025年12月15日
- 読了時間: 3分
不動産を購入する際、単独名義ではなく、奥さんやお子さんと半分ずつ持つ共有名義にする方法があります。これは、日本の税制を最大限に生かせる資産づくりのひとつとして、とても有効です。特に住宅ローン控除や将来の売却時に使える税の優遇は、共有名義だからこそ受けられる大きなメリットです。
ここでは、「どうすれば50%ずつの共有名義にできるのか」という点を中心に、実際の手続きや注意点をわかりやすく説明します。
共有名義で得られる主なメリット
まず大きな魅力は、税制上のメリットを二人分使えることです。
ひとつは、住宅ローン控除をそれぞれが受けられる点です。例えば、夫婦でペアローンや収入合算ローンを利用して半分ずつの持分とした場合、それぞれに控除が適用され、節税効果を最大化できます。
もうひとつは、売却する際に使える3,000万円の特別控除です。共有名義の場合、共有者それぞれがこの控除を利用することが可能で、最大で6,000万円分の控除が期待できます。将来的に売却することを考えると、この差はとても大きくなります。

共有名義の手順
共有名義にする際に大切なのは、資金の負担割合と登記の二つを正しく整えることです。
まず、持分割合は実際の資金負担に合わせる必要があります。奥さんやお子さんが半分の持分を持つのであれば、購入資金の半分を負担していることが前提です。通帳の履歴など、客観的に示せる証拠を残しておくことが大切です。
ローンを使う場合は、夫婦それぞれが半分ずつローンを負担する形にします。ペアローンや収入合算ローンを利用し、資金負担と登記上の割合を揃えておくことが重要です。名義だけを移してしまうと、贈与税の対象となるため注意してください。
次に、登記の手続きです。引き渡し後に法務局で所有権移転登記を行いますが、この際に半分ずつの持分を記載します。売買契約書や住民票、印鑑証明書に加え、資金の流れを示す書類などが必要になります。通常は司法書士に依頼すると安心です。

注意しておきたいポイント
メリットが多い共有名義ですが、将来のトラブルを防ぐために意識しておきたい点もあります。
まず、不動産の売却や貸し出し、修繕などは、共有者全員の同意が必要です。意見が合わず処分できない、という事態を避けるために、将来どう扱うかをあらかじめ話し合い、書面で残しておくと安心です。
また、共有者の一人が亡くなると、その持分は相続人に渡り、権利関係が複雑になることがあります。遺言書を作成しておくなど、相続の見通しも含めて準備しておくことが大切です。
さらに、資金負担と持分が一致していないと贈与税が課される可能性があります。不動産に詳しい税理士に相談し、事前に資金の流れを確認してもらうと安全です。
まとめ
共有名義は、住宅ローン控除や売却時の控除など、大きな税のメリットを受けられる効果的な方法です。そのためには、資金の負担を明確にし、登記を正確に行い、将来の扱いについても事前にすり合わせておくことが欠かせません。
これらを踏まえて進めることで、安心して共有名義のメリットを活かすことができます。ご相談が必要な場合は、どうぞ気軽にお問い合わせください。



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