日本の倉庫・オフィス物件に外国人投資家が注目

現在、日本の不動産市場は大きな復活を遂げており、外国の投資家が住宅や商業物件に資本を注ぎ込んでいます。最近では、海外の投資家によるホテルや高級マンションの購入が目立っていますが、今のトレンドはオフィスビルや倉庫に移りつつあります。特に東京や大阪での需要が高まっています。

倉庫物件の魅力

倉庫は、2024年に施行される配達ドライバーの労働時間に関する厳しい規制の影響で、労働力不足が懸念されています。これにより、主要都市間の輸送拠点としての役割が重要になるため、大規模な倉庫や工業施設の所有者が利益を得ることが期待されています。

大都市でのオフィス建設

日本の大都市では、大規模なオフィス物件の建設が進んでいます。古い建物が取り壊され、巨大なオフィスタワーが次々と建設されています。たとえば、2023年秋には東京の虎ノ門ビジネス地区に49階建てのオフィスビルがオープンしました。

3月には三井不動産が東京駅前に45階、240メートルのオフィスとホテルの複合施設を開業しました。また、先週には森ビルが虎ノ門に49階、266メートルのオフィスタワーをオープンしました。

さらに、11月には森ビルが高級エリアの麻布に64階、330メートルの住宅とオフィスの複合施設をオープン予定で、これが東京で最も高い建物になります。来月には東急ランドが流行の渋谷に39階のオフィスタワーを開業します。

9月27日には三菱地所が東京駅近くに385メートル、62階建てのオフィスとホテルの複合施設の工事を始めました。こちらは2028年にオープン予定です。